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小林よしのり
2019.4.27 12:37日々の出来事

「朝ナマ」を見た感想

今朝、「朝ナマ」を見たが、高森氏が「令和」の「令」を
「善なること」とか説明してたのは、ブログで書いてた
こととも違うので一つ疑問。

竹田恒泰が生前退位に最初から賛成してたか?
死ぬまでやるべき派じゃなかったか?
二つ目の疑問。

結局、高森氏は「三要件」発案の自分の手柄も言わな
かったが、「滅私奉公」になりすぎだ。

いまだに八木と笠原が退位を否定しているが、強制退位と、
恣意的退位の懸念を言っている。
これはナンセンスな議論なんだがな。

三浦瑠麗は権力の擁護者のときは大嫌いだが、やっぱり
皇室問題のときはブレない。
男性に不妊の原因があることは多いのに、男系しか認め
ないと拘っていたら、皇統が絶えるじゃないかという
質問は見事だった。
それに八木秀次は「絶えても仕方がない」と答えたのは
衝撃だった。
竹田は最後まで答えをはぐらかし続けた。
あれは三浦が一本取った。

もう女性天皇と女系天皇の意味の違いくらい、国民に
浸透している。
設問自体で説明しているはずだ。
それでも「女性」「女系」共に70%以上なら、愛子さま
を皇太子にしても、女性宮家を創っても、国民は圧倒的
に支持するだろう。

この議論を見てたら、「天皇は戦っている」という
視点が全然ないし、思ってもいないようだ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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